落下床付きの一筆書き迷路【中間発表】
システムの概要
【開発動機】
まず初めに、このシステムを作る事に対して私自身なにか自作でゲームを製作してみたいという思いがありそこからまずはなにを作るのかを具体的に決めていきました。
実際に考えていく中で毎時間の授業の最初に行っている頭の体操で行った一筆書き迷路から着想を得てこのゲームを作ることにしました。
ただ一筆書きの迷路を作るだけでは既存のものとさほど変わりないものになってしまうと感じました。
そこでとあるゲーム内にあるそのガラス床という一度しか通れず二度目には落下してしまうギミックからステージのデフォルトの床を全面落下床にしてしまえば既存のものとの差別化ができるのではないかと考えました。
ある程度まとまってところでで実際に類似したものがないか調べてみました。
するとギミックの一つとして落下床やそれに準じたもの、また全面落下床の物はありましたが、私の想定する完成系とはどれも異なっていました。
なので私は「落下床付きの一筆書き迷路」というゲームを実際に制作していくことにしました。
【完成イメージ】
ステージのイメージとしては通った道が落下して戻れない迷路があり、難易度に応じてオジャマキャラや鍵付きドア、ワープマスなどの追加ギミックを適宜配置していく形というものです。
操作性は、ひとマスずつキャラ(プレイヤー)を動かしていき、ゲームオーバーにならないようにしてゴールを目指すというものです。
ゲームオーバーの基準はステージから落下してしまったとき、お邪魔キャラに操作キャラが触れてしまったとき、その他ギミックに準じて基準を設けていく予定です。例えば時間制限を設けるのであればそれもゲームオーバーの原因となります。
システムの詳細
【機能詳細(一部予定)】
○要件定義
・プレイヤーが操作するキャラクターを作成する
・落下床つきの一筆書き迷路
・ステージの床がスタート&ゴール地点S&G地(以降S&G地)、一部のギミックマス以外の基本床がすべて落下床になっている
・鍵付きドア、ワープ機能、オジャマなどのギミックの製作する
→ギミックは一部未定なので追加・消去する可能性がある
○開発計画
・最初にS&G地、落下床の機能のみの初期マップを作る
・そのマップ上でのキャラクターの動ける範囲や動き方を決定する
・ギミックを難易度にあわせてマップに実装させる
→敵対オブジェクト(オジャマ)→鍵付きドア→ワープ...の順番で実装予定
・それらが出来上がったらそれをもとにして新しいステージの作成をする
→難易度を徐々に上げていき全体で約10~20ぐらいのステージを作成予定
進捗状況によっては製作ステージの総数が変動する可能性あり
【取り組んだ内容・これから行う内容】
○こだわった点
ゲームオーバーになった事をわかりやすくするためにゲームオーバー時にプレイヤーの色を変え操作権限を剥奪する
床(Cube)が永遠に落ちてしまうとPCに負荷がかかってしまうので下限となる場所を作る
実際にプレイするときに見やすい視点はどこなのか、わかりやすく表示させるにはどうしたらいいのかを考えながらオブジェクトを配置する
○苦労した点
・物理演算を使っているため時折プレイヤーが他のブロックとぶつかったときに回転してしまい操作キーの方向が変わってしまい正常に動かなくなってしまう点や、落下床に巻き込まてしまい想定と違った動きをしてしまう。
・ゲームオーバーになる条件の線引きを明確にどこにするのか
・オブジェクトが飛んでいかないようにするために作った壁をなぜかオブジェクトが通り抜けてしまうバグが時折発生しているのでその修正作業
○開発環境
・Unity
・VisualStudio
2学期への意気込み
一学期に終わらなかった判定のバグの修正と初期マップの不備を直す。
各オブジェクトを第三者がぱっと見でもわかりやすいデザインにする。
未完成のギミック製作、でき次第ステージ上に配置して試運転する。
できたゲームをテストプレイしてもらい、難易度の調整をする。
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