見出し画像

「ネットワークシステム」の授業より

こんにちは。今年度のネットワークシステム授業担当です。

情報理数科3年の選択科目「ネットワークシステム」という授業ではどのような内容を学んでいるか、教員の視点から紹介していきたいと思います。

現在の高等学校の授業では、卒業までには必ず情報の授業を受けることになっています。例えば柏の葉高校 普通科の場合は、1年生で「情報の科学」という科目を学びます。

その中にネットワークの内容はありますが、「情報の科学」を1年間70時間やったとしても、ネットワークに関する授業はそのうちの約6時間くらいではないでしょうか。

しかし、「ネットワークシステム」は学習指導要領で決められている専門教科「情報」の科目で,教科書を使用しながらネットワークやネットワークを使用したシステムの内容について、情報理数科の場合は週に4時間、1年間にすると128時間ほど学びます。これだけの時間数なので、さまざまな実習も行ない、深く掘り下げた内容まで取り扱うことになります。

ネットワークのトポロジー、OSI 7階層やTCP/IP、HTTP、各種プロトコルについて、セキュリティに関する内容やネットワーク設計と運用の内容など。実際にPCにLinuxのOSをインストールしたり、そのPCを使ってネットワーク機器とで小さなネットワークを構築したり、起きるトラブルの解決方法を探ったりしていきます。

このマガジンでは、2020年度のネットワークシステムの授業で扱った内容を整理した上で、教員の視点からお届けしたいと思います。

みんなにも読んでほしいですか?

オススメした記事はフォロワーのタイムラインに表示されます!