情報理数科でのGoogle Workspace(旧G Suite)の活用について
こんにちは、情報理数科公式noteです。
情報理数科では2011年から本校独自のドメインで各生徒のGoogleアカウントを発行しています。
このGoogleアカウントをもとにして、様々なサービスを利用しています。例えばMicrosoftやAdobe CC、Monaca、GitHub、Paizaラーニングなどの様々なサービスはこのアカウントを利用してサインアップしています。生徒はGoogleアカウントだけ覚えておけば利用できるので、アカウント管理が煩雑になるのを避けています。
2014年からGoogle Classroomを授業で活用し始めました。2018年からはMicrosoft Teamsも活用を始めました。
その違いをざっと説明すると、個人での利用がGoogle Classroom、グループでの利用がMicrosoft Teams、という括りで活用しています。
Google Classroomは主に情報の専門科目で使用しています。1年生の「情報産業と社会」「アルゴリズムとプログラム」や3年生の選択科目です。
Microsoft Teamsは研究発表会の係やPBL型授業の「情報と問題解決」と「課題研究」など、グループでプロジェクトに取り組む際に利用しています。
授業で利用するプリントやワークシートの配信
生徒はプリントを管理する必要がなくなり、必要に応じて確認できます。教師側は印刷する手間が省けるだけでなくペーパーレスにもなります。また誤字脱字もその場で編集できるので、生徒が訂正する手間も省けます。
Googleドキュメントでワークシートを配付することで、そのまま書き込めます。また教師側は生徒が書いているものをリアルタイムで確認可能です。
提出状況がリアルタイムで自動的に行われるので、教師が回収したり数えたりする必要がありません。また評価・返却もスムーズに行えます。
プレゼンテーションはGoogleスライドを利用
プレゼンテーションで使うスライドはGoogleスライドで作成しています。Microsoft PowerPointの場合もあります。
生徒はパソコンルームだけでなく、自分のパソコンやスマートフォンで編集ができます。そのため編集は学校だけでなく自宅や電車やバスなど場所に縛られずに行えます。
また教師側にもメリットがあります。生徒の進捗状況がいつでも確認できる点です。コメント機能もあるので、適宜コメントすることができます。
教師側は共有用アカウントを作成し、生徒に発表スライドを共有してもらいます。研究発表会など不特定多数の人に向けて発表する際に生徒が毎回ログインしなくてもいいようにするためです。
フォームを利用したアンケートやテスト、相互評価の実施
Google Formsを利用することでアンケートやテストが簡単に行えます。授業評価アンケートや健康観察、授業の確認テスト、プレゼンテーションの相互評価で活用しています。
集計は自動的に行われるので教師側の負担軽減はもちろんのこと、生徒はテスト結果や相互評価の集計をその場ですぐに確認できます。
生徒は「情報と問題解決」や「課題研究」で研究に必要なアンケートをFormsで作成しています。アンケートを集計する手間が省けるので、定性調査と定量調査の違いを体感してもらうにも最適です。
情報理数科ではGoogle Workspaceをこのように活用しています。