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電子工作界の「Hello World!」?ラズパイで1年生でLチカにチャレンジ!

こんにちは。柏の葉高校情報理数科の教員Mです。

柏の葉高校の情報理数科では,毎年1年生に向け,RaspberryPiの実習を行っています。
というのも,課題研究などの問題解決型学習では,RaspberryPiで開発を行うグループがおり,その導入として毎年PythonでLチカ実習を行なっています。
今年も実習を行いましたので,ブログに書き留めたいと思います。
チカチカさせる方法の説明というよりかは,作業風景のブログになりますのでご容赦ください。

Lチカ実習の大成功!のようす

Lチカとは?

Lチカとは,LEDをチカチカさせることです。つまり,LEDを点滅させることです。簡単なプログラムでチカチカさせることができるため,電子工作などの入門としてよく行われます。
私は勝手に電子工作界のHello Worldだと思ってます。

情報理数科には,RaspberryPiという小型コンピュータが第1世代から第4世代まで1人一台レベルであるため,毎年この実習を行なっているわけです。

情報理数科にはRaspberryPiがたくさん。

まずは電源を入れるところから

まず,ラズパイってなに?という生徒ももちろんいるため,しっかり基礎知識から。ラズパイとはなに?から始まり,次の用語について学んでいきます。

  • 5大装置

  • OS

  • マイコン

  • GPIO

熱心にメモをとっています!

いよいよLチカ!

半田ごての代わりに,ブレッドボードとジャンパーワイヤを使っていよいよLチカにチャレンジしていきます。
・・・とその前に,LEDを上手に光らせるためには中学校で勉強した抵抗の復習がすごく大切なんです。
そう,オームの法則ですね。
LEDをショートさせず,ピッカピカに光らせるためには抵抗の値を調べなければいけません。

そして,ブレッドボードの仕組みを学んで・・・・

抵抗器をブレッドボードにさして・・・

一筆書きできるように繋いでみると・・・・

ついた!

初LED点灯大成功!!


いよいよPythonでLチカにチャレンジ

次に,プログラミングでLEDを点滅させるようコードを書いていきます。
ちょうど今,情報産業と社会でPythonを勉強しているので,復習を兼ねて書いていきます。

2人で協力してコーディング!

while文やfor文を使ってさまざまなバリエーションのチカチカを試します。みんな試行錯誤しながら思い思いの光らせ方にチャレンジしていました。

まとめ

このワークショップは放課後1回で完結するだろうと思っていましたが,結局時間が足りず,2回に分けて行いました。
それぞれの会で楽しいと思ってくれたら幸いです。

このLチカ実習をとおして,授業以外で電子工作で遊んでみたり,Pythonでコードを書いてみたり,さまざまな取り組みをして欲しいなぁと思う情報科職員一同でした!