表現メディアの編集と表現「フェナキスティスコープの作成」
みなさんこんにちは、今年度この授業を担当しているものです。
情報理数科3年の選択科目「表現メディアの編集と表現」では、授業で「フェナキスティスコープ」を作成しました。日本語では「おどろき盤」と呼ばれることもあります。
このような1枚の画像を用意します。
これを30度ずつ回転させ、12枚の画像を用意します。
それらをパラパラマンガのように切り替えることで動いているように見えます。
右回りか左回りかでも動きが変わります。
映像メディアの歴史を理解してもらうだけでなく、アニメーションによる表現と手法で映像技術の可能性を感じてもらうために実施しました。
1マスに注目して動きを見るか、12マス全体を見渡して動きを見るかの2通りの見方ができます。
今回は生徒作品の紹介です。
タイトルと一言コメントを考えてもらいました。
使用ツール:Googleスライド または illustrator
NO.1 ボール裂きゲーム
見ていてゲームをしているような感覚になる作品を目指して制作しました。
NO.2 転倒タイヨウマン
太陽から頭へ、頭は地へ行く様子を作りました。
NO.3 ブランコ
初めてのGIF作成でしたが、想定よりもうまくいってよかったです。前から見るアングルにすることでより印象的になったと思います。
ブランコはBlenderで作りました。
NO.4 ただのロケット
12パターンで動きを作ると考えた時、どうしても出てしまう「ブレ」を溶け込ませられる作品を作りたいと思い作成しました。
NO.5 岐阜のGIF
GIF(ギフ)を岐阜(ダジャレ)で表現してみました。
NO.6 発砲&リロード
銃を撃ってマガジンを換えるまでの動作を再現しました。
以上6点、生徒が作成したフェナキスティスコープでした。
2学期はボードゲーム制作をしました。もし記事をご覧でない方はぜひこちらの記事もお読みいただければと思います。